姿の見えぬ金木犀の香りに
朝から晩まで酔い癡れる
何もかも忘れて酔い癡れる
鼻孔から忍び込む甘い香りが
脳の中樞を刺激する
くらくらと眩暈、
とける理性、
利かない手足の自由、
私が私であって私でないよう
纏わりつく見えぬ香りが
私を縛りさらっていく
私は待つ
落花の時を
私が私を取り戻す解放の時を
その時が
記憶の中の香りを求め
狂おしく彷徨う新たな束縛の始まりとも知らずに
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最後の一連、変更しました。2007-10-12
媚薬
小春日和 (2007-10-10 00:29:15) 評論 (0)姿の見えぬ金木犀の香りに
朝から晩まで酔い癡れる
何もかも忘れて酔い癡れる
鼻孔から忍び込む甘い香りが
脳の中樞を刺激する
くらくらと眩暈、
とける理性、
利かない手足の自由、
私が私であって私でないよう
纏わりつく見えぬ香りが
私を縛りさらっていく
私は待つ
落花の時を
私が私を取り戻す解放の時を
その時が
記憶の中の香りを求め
狂おしく彷徨う新たな束縛の始まりとも知らずに
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最後の一連、変更しました。2007-10-12