一昨日の夜は寒かった。一人で急いで近くのスーパーに入って食料品を買い求めた。スーパーの自動ドアを出た時、店頭のセール中の衣料品にいる老夫婦を目にした。もう夜9時過ぎ、急に冷えたせいか買い物する人が數えられるほどだった。70くらいのお婆さんは椅子に座って、寒そうに體を震わせた。隣に立っているお爺さんはセール中の厚めの上著をハンガーから外し、お婆さんに話しながら觸らせた。お婆さんに何を喋ったかはっきり聞こえなかったが多分これを買うとかの內容だった。二人は店內のレジーに移す時、お爺さんは足も少し不自由があったことに始めて気づいた。ゆっくりではあるが、お婆さんの車椅子を押して私の隣を通した。この終始を見て抑えきれない感動を感じた。老夫婦の日常場麵の一コマかもしれないが、真の夫婦愛の姿に心を打たされた。ロマンテックの戀に目を奪われた時期があったが、いつかこういった素樸な愛に気を移した。成長したかな?家に帰って暖かいおでんを作った。