北京からの帰り、飛行機が東京(羽田)に著く時間が遅く、最終の新幹線に間に合わないので、東京に一泊しました。
帰りの飛行機で隣の席に乘り合わせた方が年配の女性で、北京からウルムチやカシュガルを回りタクラマカン砂漠を車で縦斷する11日間のツアーに參加した帰りとのこと。グループの中にはこの後、東京から深夜の高速バスに乘って名古屋まで帰る人もいると言う。私も靜岡まで帰るのに深夜バスがあることは知っていたけれど、疲れているだろうからとてもバスには乘れないと事前にホテルを予約した。隣合わせになった人の參加したツアーのお客さんは皆、私よりずっと年上の方ばかり。すごいパワーだなぁと思う。
泊まったのは“マイステイズイン蒲田”というビジネスホテル。JR京浜東北線の蒲田駅から徒歩5分。羽田から蒲田駅までバスが出ているので便利だと思い、ここに決めました。
清潔で必要なものは何でもそろっているけれど、とにかく狹い!よくぞ、この狹い中にこれだけの設備をぎゅうっと詰め込んだものだと、感心することしきり。
ベッドは身長160cmの私でぴったりの大きさなので、背の高い人は足がはみ出るかも。
ユニットバスを部屋の中にぽんとはめ込んだような構造で、ドアを開けたままシャワーを使うと部屋の中に湯気が充満して火災報知器が鳴るので、ドアを閉めてシャワーをお使いください、という注意書きがありました。お風呂を使った後、浴室のドアを開けてベッドに戻ると、もわもわとした湯気が室內に流れ込み、濕気がこもっちゃうんじゃないかな、と心配しましたが、空調がしっかりしているのでしょう、すぐに濕気も抜けていきました。
最初はその狹さにびっくりしましたが、慣れるとそれなりに落ち著きます。デスクの前の窓が大きく、私の泊まったのは一番上の階だったので、見晴らしがよく、それが狹さを大きくカバーする役目を果たしていました。
隅々までそつのない造りと清潔さはさすが日本のビジネスホテル、という感じです。
ネットで一週間前までに申し込んだので、割引つきで一泊5900円なり。