2008 (142)
2009 (130)
2010 (94)
2011 (140)
(前略)
…閣僚が「死の町」と発言したことに飛びついて批判するマスコミの多くは「いつ死の町でなくなるのか、いつまでも死の町なのか」という重大で深刻な問題に向き合うより、発言者を批判するという安易な道を選択したのではないか。…(略)…
缽呂発言を受けたマスコミがすべきなのは、「人が住めるようになるのはいつか、もし住める展望がないなら、それを住民に告げるべきではないか」との問いを政治家や行政に投げかけることではないでしょうか。そうでないと、住民は今後の生活設計が立てられないからです。
深刻な事態はなるべく見ないようにして、それに觸れた発言だけを問題にする。これでは、事態に正麵から取り組む人は出ません。結局は事態を解決することを遅らせることになりませんか。