8日間ずっと“北京広播大廈酒店”というホテルに滯在。建國門外大街にあって、交通便利。部屋が広くて長期滯在にふさわしい。
予約の際バスタブつきの部屋と念をおしておいたにもかかわらず、當日バスタブなしの部屋しかないと言われる。おお、前回の中國旅行と同様、初手から話が違う。しかし、ねばると、ないと言ったはずの部屋が出てくるのも、前回と同じ。無事、希望通りの部屋を確保する。
欠點は壁が薄くて隣の部屋の音がよく聞こえること。これについては、また後日エピソードを紹介する。
中國風の調度品が美しい。
到著した日は抜けるような青空に、秋らしい白いひつじ雲がぽっかりと浮かぶ。空港からのタクシーの運転手は“北京的秋天”と言い、窓を開けて、気持ち良さそうに車を飛ばした。
この青空は二日しか続かなかった。三日目からは高層ビルも霞む曇り空、それが本來の北京だと言われた。青空はめずらしいのだと。