まとめ(9/15-9/17)
(2009-09-18 05:24:57)
下一個
心とはどうしても一所に留まりがちである。心が一所に留まると、それは思いつめて氷のように凝り固まって自由でなくなる。全身に心が行き渡らなくなる。そこで、氷を溶かして水にし手足や頭を洗うように、心を全身に延びるように用いる。そうすれば心は十全に働き、身體は軽々と用を果たすことができる・・・そうだ。
一枚の葉に気をとられず、水のような自在な心で一本の木に向かい合えば、一枚の葉のみならず、すべての葉が殘らず目に見えるようになる…らしい。
(「これはしかし非常に鍛錬を要する事である。」鈴木大拙・前出)