個人資料
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コンテナの家(夢の話)

(2008-09-09 05:53:44) 下一個

 
 體調が悪いせいか、最近重苦しい夢ばかり見る。

 私は擬似的家族(本當の家族ではないが、家族的な関係である父と弟妹たち)と一緒に、蕎麥屋の店先のダンボールハウスに住んでいる。いつまでもそこに居座ってると蕎麥屋に迷惑がかかるので、ちゃんとした家に移らないといけないと思う。けれど私たちに家はない。擬似的父は、工具やら機械の部品のようなものが入っている大きな箱を取り出してきて、蕎麥屋の主人と、これを売る商売を始めたらどうだろうと思案している。私は今の時代にこんなものを売ってもだめだろうと思う。

蕎麥屋の裏手に回ると持ち主が不明の広い空き地がある。その空き地がもしかしたら私たちのものではないかと、一度登記簿謄本を調べてみようと、淡い期待を抱く。

 結局、幼い弟妹たちは蕎麥屋に間借りすることになり、私と父は、低所得者のために市が貸し出しているコンテナハウスを借りることになった。父はコンテナハウスの上に乘って中を覗き込んでいる。私は下で市の職員と一緒に父を見上げている。職員が、男性用と女性用がありますが、と言い、トイレの形狀が違うと言う。父は、男性用で、と答えた。しかし、職員が続けて、今、男性用は不都合があって水が出ないと言うのを聞いて、私はそれはとても困る、水が出なければ絶対に暮らせないとひどく焦る。更に、コンテナから子供の手のひらほどもある大きさの黑々としたダンゴムシがぽとりと落ちてきた。ああ、こんなところには絶対に住めない。早急に仕事を見つけて、一人で部屋を借りねばならない。けれど私の経歴が悪いので仕事は簡単には見つからないだろう。にっちもさっちもいかない狀況に私は大きな石でも飲み込んだかのような重苦しさを感じた。

 
 

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