個人資料
正文

木の家と吸血鬼(夢の話)

(2008-05-09 19:40:14) 下一個

 
 奇妙な夢を見た。
 人とは異なる種族が森の中の村に住んでいる。私も住人である。その日は大勢の村人が集まり、木の家を建てるゲームを行っていた。皆が口々に數字を叫び、それに従って村長(むらおさ)が指示を出し、家が建てられていく。家は3間ほどの簡易な木の小屋で、村人の口にする數字によって床の麵積や敷居の幅が少しずつ調整され変化しながら形が出來上がっていく。床板が張られ、柱と間仕切りのガラス戸が入れられたところで、私は村に吸血鬼の男が3人、入り込んでいることに気付く。それを村長に告げると、村長は吸血鬼の生態や弱點を探るために3人の娘を選んで送り込むことを決めた。そこで、集まった人々の中から村長が女性を選び始めた。私は、始めに報告したのは私だという後ろめたさを感じながらも、選ばれることを恐れ、群集の後ろに身を隠す。しかし、3人目に指名されそうになった娘がまだ年端もいかない少女だったため、私は思わず少女の前に出た。
 
私を含む3人の女性は、3人の吸血鬼の男たちに近づき、彼らの住む町へと連れ立って行った。ところが、町に入ってすぐ、私たち3人の女性は怖くなって逃げることに決めた。私が空を飛んで彼らを引きつけているうちに、他の2人は走って逃げるということにして、私は屋根から屋根を飛びまわった。
 逃げ切れずとうとう一人の吸血鬼の男に捕まったので、私は観念して諦めたふりをし大人しく男についていった。吸血鬼は高いところが好きで、高い建物の屋根の上に縁台がしつらえてあって、そこに大勢の男女が集まっている。彼らの習慣として、男女の交わりの前に、女が男をロープで縛り縁台に開けられた穴から宙に吊るすという儀式があった。その儀式のために、私は男をロープで縛った。その時、私は男の首が絞まるように、密かにロープの縛り方を工夫した。そして男を穴へ滑り落とし、自分は急いで縁台から空へ飛んだ。
 
空中にある障害物を避けながら、ともすると落ちそうになる高度を必死に空を掻いて保ち、上昇し、私は空を進んだ。
 
走って逃げてきた他の二人の女性と合流できたので、私たちは3人は、そこさえ抜ければ村に通じるという集合住宅の中に入り、追っ手を気にしながら、狹い化粧室の狹い窓をくぐり抜けようとしている。

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どうしてこんな夢を見たのだろう。
ひと月ほど前に見た、「荷物を抱えて」と題した夢に少し似たところがある。

 

 

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