2008 (142)
2009 (130)
2010 (94)
2011 (140)
よく夢を見る。奇想天外な夢だったり荒唐無稽だったり、美しい光景だったり、恐ろしい夢だったり、それから平凡で現実的な夢だったりする。美しい夢を見た時は、夢から覚めてからも目を瞑ったまましばらく穏やかな感情に浸ってほんわりとする。奇想天外な夢を見た後は、まるで映畫を一本見た後かおもしろい小説を一気に読み終わったかような満足感を得ることが出來る。怖い夢から目覚めたときは、ああ、夢でよかったとほっと一息つく。
どうしてそんな夢をみたのか、自分でよくわかるときもあるし、さっぱりとわからないときもある。でもあまり追究しないことにしている。夢分析というけれど、夢を分析してしまったら、その麵白さが半減するような気がして、そんなもったいないことはできない。夢が伝えたいのは、言葉で表現しきれないある全體的な雰囲気やイメージ、感情の複雑な組み合わせであって、空を飛ぶ夢は何々を表す、歯が抜ける夢は何々…なんて単純に結び付けられるものではないように思う。
現実の世界ではない夢の中で感じるとてもリアルな感情を大切にしたい。