個人資料
正文

一幕のドラマ(夢の話)

(2007-06-30 04:35:01) 下一個

  チープなテレビドラマのような夢を見た。エンディングに音楽まで流れるというおまけ付きで。
  
ホテルの大広間で、大勢の人がぎっしりと、床に敷いたそれぞれの布団の上で寢ている。私もその中の一人で、うつらうつらしている。誰かが隣に來て何かしゃべってるのを感じた。なんとなくそれは夫であるように思われた。だんだん意識がはっきりしてきて、そこにいるのは確かに私の夫だと認識したちょうどその時、傍に寢ていた女性が起き上がって、うるさいから他で話してくれ、と言う。私は夫とともに部屋の外へ、そして広い廊下から階段へとやってきた。階段は厚手の絨毯が敷き詰めてあり、傾斜が緩やかで幅がとても広い。ホテル全體がお城のように豪華で立派な建物らしい。その階段で、夫は相変わらず私に向かって話すのだが、何を言ってるのかさっぱり要領を得ない。とうとう私が
「結局、何を言いたいの?はっきり言って。」
と問うと、
「借金があるんだ。」
と震える聲で泣きながら言う。
「大口の取引先からの入金が期待できなくなった。」
「それだけ?」
さらに聞くと、
「それに家を買った。君と子供のための家を。借金して買ったんだ。」
私は、家なんていらないのにどうして…、と心の中でつぶやく。
 
ふと気づくと、そばに夫の両親と子供たちがいる。子供は小學校5,6年生の男の子と、學校に上がるか上がらないかくらいの年齢の女の子だ。両親はなぜかピエロのような格好をしている。そのうちに、義父母からか夫からか離婚と言う言葉が出た。それもいいかもしれない、特に感慨もなく、私はただそう思った。少し心が軽くなるような気がした。
  
突然そばにいた男の子が走り出し、女の子も後を追って行った。私は子供たちを追いかけながら思う。ああ、この子達は今の言葉を聞いて反対してるのだ、と。
 
目覚める直前に、ドラマチックな歌聲がまるでエンディングテーマのように頭の中に響き渡った。今まで聞いたことがない曲で、おそらくこの一幕のドラマのために作られたオリジナル曲なのだろう。

*これは夢の話で、事実とは全麵的に異なる。誤解なきよう。

 

[ 打印 ]
閱讀 ()評論 (0)
評論
目前還沒有任何評論
登錄後才可評論.