個人資料
正文

石垣に座って

(2007-05-27 22:27:31) 下一個



石垣に座って誰かがやって來るのを待っている

暖かい光がふりそそぎ
冷たい風が頬をなでる
とんびがくるりと輪を描いて

鴨は水麵で水浴びしてる

日が暮れたなら
とんびは森のねぐらへ帰るだろう
鴨も葦の寢床で休むだろう

いつまで待っても誰も來ない

帰る家もないならば
歩き出すよりしようがない
石垣からぴょんと飛びおりて
仕方がないから歩きだそう

いつまで待っても誰も來ないから



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