原発危機と戦った消防隊の危機マネジメント -1(日経ビジネスzt)

說得很樸實,但是能學到很多。

 

4月10日に東京都知事選の4選を果たした石原慎太郎氏が、出馬表明後に最も感情的になった場麵がある。福島第1原子力発電所で放水活動にあたった東京消防庁の活動報告會だ。「國運を左右する戦いに、生命を賭して頑張っていただいた」と涙ながらに消防隊員を労った。海外からも稱賛の聲が多く寄せられた。

 注目すべきは、勇猛果敢な姿だけではない。消防隊は冷靜に現場を分析し、著実に任務を全うしている。消防隊の特徴は、臨機応援に現場の危機に対応していくこと。現場に裁量がある分、その責任は重い。ハイパーレスキュー隊の高山幸夫総括隊長に、福島第1原発の放水活動の様子とともに、現場の危機マネジメントのあり方を聞いた。

(聞き手、構成は大西孝弘=日本経済新聞証券部)

 3月19日、東京消防庁に屬する139人の消防隊員が、福島第1原発を冷卻するための放水活動にあたった。そのうち、第八消防方麵本部のハイパーレスキュー隊32人を率いたのが、高山幸夫総括隊長だ。高山総括隊長の部隊は、海水を福島第1原発に放水する実行部隊だった。

 高山 福島第1原発では現場では今まで味わったことのない恐怖感を感じました。我々の出動する現場は、火災や交通事故など騒然としているところが多い。普通の現場では火災が強いところなどを確認して、自分たちで危険を排除して突入できますが、今回は危険な場所が目に見えない。放射能という見えない敵と戦わざるを得ませんでした。夜中で人っ子一人いなくて妙に靜かで、不気味な現場でした。

焦る気持ちを抑え、落ち著いて

東京消防庁ハイパーレスキュー隊の高山幸夫総括隊長(寫真:的野 弘路、以下同)

 事前に內部被曝の恐ろしさも知っていました。東海村JCO臨界事故で被曝した作業員の擔當醫師から、その症狀を聞いたことがあります。はじめは何ともなかった作業員が、菌に抵抗できず口內炎だらけになっていって全身が蝕まれていく様子も事細かに知っていた。

 だから、今回の作業で最も難しかったのは、隊員の精神麵をケアすることです。見えない敵を前に隊員が急いで作業をして、怒鳴り合う場麵もありましたが、もし私が怒鳴ってしまったら部隊ががさらにザワザワしてしまう。內心は私も「早くしろ」と思っていましたが、あえてどっしり構えて、部隊を落ち著かせるようにしました。

 夜中の活動で見えないところもあったから、無線を通して落ち著いた口調で話すことを心がけました。今回とは逆に、隊員の動きが悪かった場合は隊長が活を入れる場合もあります。現場の様子次第で臨機応変に対応します。

 危機対応の現場では事前に明確な役割分擔を決める一方、臨機応変に現場で対応していくことが求められる。現場外の上司の判斷を求めていては、判斷が遅れるからだ。最悪の場合、隊員の生命を失うことになりかねない。消防隊員は、それだけの緊張感を持って現場に出動している。

 高山 放水活動の役割分擔はきっちり決めておきました。32人のうち15人が最前線の作業部隊。原発の正麵から攻めて、放水車を立ててホースを伸ばす作業を擔當。もう1つのハイパーレスキュー隊は、海側に出て海水を汲み上げる作業を擔當しました。殘りは前線部隊の放射線量が高くなった時に備えて、敷地外で待機させておきました。現場に來た以上、みんなが最前線に行きたがっていましたが、待機する人も含めて任務だと理解してもらいました。待っている方がつらいものですよ。

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2 -一千零六夜- 給 一千零六夜 發送悄悄話 一千零六夜 的博客首頁 (2947 bytes) () 04/18/2011 postreply 21:18:13

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