轉載者注: 本文轉載來自日本學者的研究,表明日本人吃魚在世界上名列前茅,因為多吃魚日本人的血液中好的高密度膽固醇高,可以減少動脈硬化;還有就是大豆可以驅除積存在肝髒中的脂肪。
很少有“心肌梗塞”的“日本人”居然在吃“兩種成分”......!
作者:奧田雅子 • 9分鍾前
對於日本來說,日本人有一種疾病預防方法! 正如同一個人有不同的外表和語言一樣,不同的種族有不同的“體質”。 越來越清楚的是,不同的體質會改變疾病易感性和發展方式。 采用與西方人相同的健康方法是沒有意義的,甚至可能適得其反。 從經常被忽視的“身體種族差異”的角度,徹底解釋如何防止日本人生病!
*本文摘錄並重新編輯了“與西方人如此不同的日本人的”憲法“:科學事實所教授的正確癌症和生活方式相關疾病預防”(講談社藍背)。
魚和大豆保護日本人血管的力量
日本人不太可能患動脈硬化的原因之一是有很多好的高密度脂蛋白。 2008年一篇比較日本和美國白人血脂水平的論文發現,不良低密度脂蛋白和甘油三酯的水平幾乎相同,但美國白人的良好高密度脂蛋白水平比日本低10%。
好的高密度脂蛋白不僅可以提取多餘的膽固醇,還可以提取氧化的低密度脂蛋白並將其帶到肝髒。 此外,已經報道了使不良LDL難以氧化和保護血管內細胞的作用,並且認為在日本和海外,缺乏良好的HDL比心肌梗塞中不良LDL的數量更成問題。
由於日本的食物越來越西化,一些專家預測,日本人的好高密度脂蛋白、動脈硬化和心髒病會更少。 順便一提。 最近,我發現了一些令人驚訝的事情。 根據厚生勞動省的國民健康和營養調查,盡管食品西化,但日本人的高密度脂蛋白並沒有減少。
圖5-5顯示了按性別劃分的日本人的HDL數據。 我們可以看到,男性和女性的數字幾乎是恒定的,幾乎沒有變化。 如果我們能闡明HDL在日本人群中含量高的原因,並將其應用於預防動脈硬化,那麽對世界各地的人們來說可能會有很大的好處。
很少有“心肌梗塞”的“日本人”居然在吃“兩種成分”......!
© 現代商業
還有另一個據說是動脈硬化的原因,在日本人中不容易進展。 魚。
正如我之前所寫,除了膽固醇之外,脂肪酸作為客戶也在壞的低密度脂蛋白巴士上。 脂肪酸是存在於任何脂質中的成分,大致分為不飽和脂肪酸和飽和脂肪酸。 而這種脂肪酸的類型決定了整個不良低密度脂蛋白浴的敏感性。
請看圖 5-6 中左側的總線。 不良LDL浴上的脂肪酸是不飽和脂肪酸,通常以亞油酸和花生四烯酸為代表。 不飽和脂肪酸非常容易被氧化,當不飽和脂肪酸被氧化時,整個不良低密度脂蛋白浴被氧化成氧化的低密度脂蛋白,被認為會引起動脈硬化。
很少有“心肌梗塞”的“日本人”居然在吃“兩種成分”......!
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然而,日本很明顯,人們的不良低密度脂蛋白巴士含有大量的EPA(二十碳五烯酸)和DHA(二十二碳六烯酸),它們可以防止動脈硬化,即使它們是相同的不飽和脂肪酸。 美國環保署在1970年代通過在格陵蘭島進行的一項調查而嶄露頭角。 格陵蘭島的原住民吃海豹和魚較多,心髒病較少,隨後的研究發現日本人也有同樣的傾向。
「心筋梗塞」が少ない「日本人」、じつは「2つの食材」を食べていたからだった…!
奧田 昌子 によるストーリー • 9 分前
日本人には、日本人のための病気予防法がある! 同じ人間でも外見や言語が違うように、人種によって「體質」も異なります。そして、體質が違えば、病気のなりやすさや発症のしかたも変わることがわかってきています。歐米人と同じ健康法を取り入れても意味がなく、むしろ逆効果ということさえあるのです。見落とされがちだった「體の人種差」の視點から、日本人が病気にならないための方法を徹底解説!
*本記事は『歐米人とはこんなに違った 日本人の「體質」 科學的事実が教える正しいがん.生活習慣病予防』(講談社ブルーバックス)を抜粋.再編集したものです。
日本人の血管を守る魚と大豆の力
日本人が動脈硬化を起こしにくい原因の一つと考えられてきたのが、善玉HDLが多いことです。日本人と米國白人の血中脂質の濃度を比較した2008年の論文によると、悪玉LDLと中性脂肪の數値はほとんど同じでしたが、米國白人の善玉HDL値は日本人より10%低くなっていました。
善玉HDLは、あまったコレステロールだけでなく、酸化LDLも引き抜いて肝臓に運んでくれます。この他に、悪玉LDLを酸化されにくくする作用や、血管の內側の細胞を守る作用も報告されており、日本でも海外でも、心筋梗塞に関しては、悪玉LDLが多いことより善玉HDLが少ないことのほうが問題と考えられています。
日本でも食の歐米化が進んでいることから、これからは日本人も善玉HDLが減って動脈硬化になり、心臓病が増えるのではないかと予想する専門家もいました。ところがです。最近になって驚くようなことがわかりました。厚生労働省の「國民健康.栄養調査」によると、食の歐米化にもかかわらず、日本人のHDLは減っていないのです。
図5-5は、日本人のHDLの數値を男女別にグラフにしたものです。男女ともに數値はほぼ一定で、ほとんど変わっていないことがわかります。日本人のHDLが高い理由を解明して動脈硬化の予防に応用できれば、世界の人にとって大きな恩恵になるかもしれません。
「心筋梗塞」が少ない「日本人」、じつは「2つの食材」を食べていたからだった…!
© 現代ビジネス
そして日本人の動脈硬化が進みにくい原因とされるものが、もう一つあります。魚です。
先に書いたように、悪玉LDLバスには、コレステロールの他に脂肪酸がお客さんとして乗っています。脂肪酸はどんな脂質にも入っている成分で、大きく不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸に分けられます。そして、この脂肪酸の種類によって悪玉LDLバス全體の酸化されやすさが決まるのです。
図5-6の左のバスを見てください。悪玉LDLバスに乗っている脂肪酸は、通常はリノール酸やアラキドン酸に代表される不飽和脂肪酸です。不飽和脂肪酸はとても酸化されやすく、不飽和脂肪酸が酸化されると、悪玉LDLバス全體が酸化されて酸化LDLになり、動脈硬化を起こすと考えられています。
「心筋梗塞」が少ない「日本人」、じつは「2つの食材」を食べていたからだった…!
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ところが日本人の悪玉LDLバスには、同じ不飽和脂肪酸でも、動脈硬化をむしろ防ぐEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)が多く乗っていることが明らかになりました。EPAが注目されるきっかけになったのは、1970年代にグリーンランドでおこなわれた調査です。アザラシや魚を多く食べるグリーンランドの先住民には心臓病が少なく、その後の研究で、同じ傾向が日本人にも認められたのです。
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EPAもDHAも不飽和脂肪酸なので、酸化はします。ところが、EPAとDHAは水中では酸化されにくく、それどころか他の脂肪酸の酸化を防いでくれることがわかりました。この仕組みはまだ完全には明らかになっていませんが、體內は水で満ちていますから、EPAとDHAの強みが最大限に生かされます。
EPAとDHAは、魚、とくにアジ、イワシ、サンマ、サバなどの背中の青い魚に豊富に含まれています。このうちEPAは中性脂肪の合成をおさえ、その分解を促すことで體內の中性脂肪を減らします。また、冠動脈がふさがる原因になる血の固まりをできにくくする働きもあります。DHAは中性脂肪だけでなく悪玉LDLも減らします。でも善玉HDLは減らしません。中性脂肪は悪玉LDLを小粒にして酸化されやすくしているので、こうして中性脂肪が減れば、動脈硬化が起きにくくなるわけです。
日本人は伝統的に魚を多く食べてきたので、悪玉LDLバスのお客さんがリノール酸とアラキドン酸からEPAとDHAに変わり、動脈硬化を防いでくれていると考えられます。日本人4萬人を対象にしたコホート研究では、EPAとDHAの摂取量が最も多いグループは、最も少ないグループとくらべて、心筋梗塞に代表される心臓病の発症率が40%も低くなっていました。
日本人は世界でも魚をよく食べ、心臓病の発症率が低い民族ですが、そんな日本人でも、魚の摂取量を増やせば心臓病の危険がさらに小さくなるということです。EPAとDHAの効果は歐米人でも確かめられており、現在、歐米を含む世界數十ヵ國で、魚に含まれる不飽和脂肪酸を濃縮した脂質異常症治療薬が使われています。
厚生労働省は、EPAとDHAが動脈硬化を防ぐだけでなく、糖尿病、乳がん、大腸がん、肝臓がん、認知症の一部、視力が低下する黃斑変性症などの発症率を下げる可能性があるとして、EPAとDHAを合わせて1日1g摂取するようすすめています。
日本人1人あたりの魚介類の消費量は今も世界トップクラスで、2006年と2007年の調査によると、EPAとDHAを米國白人の4倍摂取しています。しかし、食生活の変化から魚の摂取量は減少を続け、またEPAとDHAが多いサバ、アジの代わりに、サケ、マグロなど、EPAとDHAが比較的少ない魚が好まれるようになったことで、EPAの1日摂取量は1975年をピークとしてじりじり下がっています。魚を食べて動脈硬化を防ごうと思うなら、これではだめです。
といっても深刻に考える必要はありません。サプリメントを飲まなくても、背中の青い魚なら1日50g食べれば十分です。握りずしのネタが平均13gなので、サンマのにぎりなら4貫。焼きサバ1切れ、サンマ塩焼きはどちらも120gですから、1回食べればゆうに2日分あって、おつりがきます。EPAとDHAは魚の皮や血合いにも豊富なので、塩焼きや煮つけはきれいに食べてください。こうやって日常生活で魚から摂取する分には、どれだけ取ってもかまいません。
そしてもう一つが、これまた和食の主役である大豆です。日本人の大豆摂取量は他の國よりはるかに多いものの、その日本人のなかでも摂取量が多いグループは、大豆をあまり食べないグループとくらべて脳梗塞の発症率が約3分の2に、心筋梗塞の発症率が約半分になることが、日本人を対象にした大規模調査から明らかになりました。殘念ながら、この効果が認められたのは女性だけで、男性には効果がありませんでした。これは、大豆に含まれるイソフラボンが、女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きをするからだと考えられています。
図5-7は1日あたりのイソフラボンの摂取量と、心筋梗塞による死亡率の國際比較です。これは1983年から20年近くかけて実施された調査で、尿に排泄されたイソフラボンの量から摂取量を推定しています。すると、イソフラボンを多く摂取している地域ほど、心筋梗塞による死亡率が低い傾向が見られました。
「心筋梗塞」が少ない「日本人」、じつは「2つの食材」を食べていたからだった…!
© 現代ビジネス
イソフラボンの作用は本物の女性ホルモンとくらべて非常に弱く、あまり長続きしないので、大豆製品は毎日取るようおすすめします。こう聞くと、サプリメントを利用したくなるかもしれませんが、サプリメントでまったく同じ効果が得られるかは結論が出ていません。
大豆にはイソフラボン以外にも、さまざまな有効成分が入っており、一緒に摂取することで作用が強まる可能性があります。たとえば大豆に含まれるレシチンには水にも脂肪にも結びつく性質があり、肝臓にたまった餘分な脂肪の排出を促します。また、サポニンという成分には悪玉LDLの酸化をさまたげる作用があります。ビタミンや食物繊維も豊富ですから、やはり大豆または大豆製品として丸ごと摂取すべきでしょう。
さらに連載記事<「胃がん」や「大腸がん」を追い抜き、いま「日本人」のあいだで発生率が急上昇している「がんの種類」>では、日本人の體質とがんの関係について、詳しく解説しています。