2005 (265)
2011 (1)
2012 (354)
2013 (600)
「國賓」として來日したオバマ米大統領。國賓は政府が日本に招待する外國要人のうち、最上級の手厚いもてなしをする最高ランクの賓客だが、オバマ大統領が平成21年に來日した際には國賓ではなく、「実務訪問賓客」という形だった。
來日する外國賓客の區分は「國賓」「公賓」「公式実務訪問賓客」「実務訪問賓客」「外務省賓客」の順番で、それぞれ待遇が決まっており、國內の滯在経費は日本側が負擔する。
最もランクの高い國賓は國王や元首が対象で、天皇、皇後両陛下が參加される一連の行事に臨む。
まず、三権の長、全閣僚も出席して皇居で「歓迎行事」が行われた後、
両陛下との「ご會見」「宮中晩餐會」と続き、
國賓が東京を出発するにあたっては、
両陛下が「お見送り」に行かれる。
この“4點セット”が國賓接遇の原則となっており、両陛下は事前に外務省の擔當者らから相手國について説明を受け、入念に準備をされる。
予算や陛下のスケジュールなどの都合から、國賓待遇は年間1、2件。今年3月にはベトナムのチュオン?タン?サン國家主席が國賓として來日している。