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年収103萬円と130萬円の違い/ 扶養控除、年末調整

(2012-06-16 16:02:53) 下一個

年収103萬円と130萬円の違い/ 扶養控除、年末調整

■年収103萬円とは
年収103萬円とは、所得稅がかかる基準です。

給與収入の場合、給與所得控除というものがあります。これは、最低65萬円を年間の給與収入から控除することができるというものです。
さらに、稅金は、だれでも基礎控除38萬円といものがあります。
つまり、65萬円と38萬円の合計額103萬円までは、自分自身に稅金がかからないと言うことになるのです。
さらに、103萬円という金額は、配偶者(一般的には夫)が配偶者控除(38萬円)を受けることのできる稅金上の金額の範囲でもあるのです。
俗に、103萬円の壁などと呼ばれます。

■収入130萬円とは

130萬円の金額とは、國民年金の第3號被保険者や健康保険の被扶養者など社會保険の年収基準額のことです。
この130萬円の基準が適用される時期なのですが、「將來に向かって130萬円の収入の見込みがあるかどうか」で判斷されますので、過去、例えば、去年1年間で130萬円の収入があったかどうかで判斷されないのです。あくまでも「將來に向かって」なのです。

年収が130萬円未満の場合
年収が130萬円未満の場合、自分で保険料を支払う必要がありません。(ただし、60歳以上は180萬円)
例えば、通常、専業主婦の方やちょっとしたパートに出ている方がこれにあてはまります。

年収が130萬円以上の場合
年収が130萬円以上の場合、配偶者の扶養からはずれ、自分で社會保険料を支払う義務が発生します。


■100萬円超えて103萬円以下の場合
所得稅はかかりませんが、住民稅はかかります。
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■年末調整はなぜ必要か

●なぜ年末調整が必要なのでしょうか?
年末調整とは、給與支払者(一般的には會社)が毎年年末に行なう事務作業のことで、給與の支払を受ける人(一般的には従業員)がその年に納めなければいけない所得稅額を、あらかじめ毎月の給與から天引きした所得稅と比較して、その過不足を精算する事務作業のことをいいます。
源泉徴収額に過不足が生じる理由として

●稅額表の性格
 (毎月、給料は変わらないものとして稅額表がつくられているから)
●扶養親族の異動
 (こどもが生まれた場合や扶養親族の就職などで扶養人數がかわった場合、遡及して修正しない為)
●生命保険控除
 (一括控除することになっている。)
などの理由からです。

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所得控除の意味

年末調整などによく出てくる「控除」。
そもそも「所得控除」とは、どういう意味でしょうか?
簡単に言ってしまうと、「控除」というのは、「稅金が控除」される(稅金がその金額分安くなる)のではなく、稅金の対象となる「所得金額」を控除分だけ少なくできますよという意味なのです。

例えば、年末調整ででてくる「生命保険料控除」というのは、最大10萬円控除できることになっていますが、これは、稅金を10萬円減額できるという意味ではなく、稅金のかかる対象の所得からその分だけ引いて課稅しますよという意味です。
年収400萬円ならば、390萬円に対して課稅しますという意味です(わかりやすく言ってしまうと)。言葉がややこしくて、分かりづらいのですね。

その他には、「地震保険料控除」「社會保険料控除」「給與所得者控除」などといったものがあります。
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