個人資料
正文

甲狀腺がん1人確認 福島醫大「放射線の影響ない」

(2012-10-23 16:29:11) 下一個

http://www.minpo.jp/news/detail/201209123603
甲狀腺がん1人確認 福島醫大「放射線の影響ない」

 11日に福島市で開かれた県民健康管理調査検討委員會で、福島醫大は子どもを対象とする甲狀腺検査について、二次検査の結果、1人の甲狀腺がんが確認されたと報告した。検査で甲狀腺がんが見つかるのは初めて。福島醫大は「放射線の影響ではない」としている。
 甲狀腺検査は東京電力福島第一原発事故時に18歳以下だった子ども約36萬人が対象で、検査結果が判明したのはこれまでに約8萬人。
 今回、甲狀腺がんが見つかったのは平成23年度実施分の二次検査。23年度は雙葉郡8町村と伊達市、南相馬市、田村市、川俁町、飯舘村の13市町村の3萬8114人で一次検査を実施した。
 186人から5.1ミリ以上のしこりなどが確認され、二次検査対象(B判定)となった。検査を終えた38人のうち、超音波検査や細胞を吸引して詳細に調べた結果、1人が甲狀腺がんと確認された。それ以外は良性だった。
 福島醫大は対象者についてプライバシー保護の観點から性別や年齢、住所、被ばく線量などを公表していない。
 福島醫大は24年度の一次検査結果も公表した。福島市の4萬2060人を検査し、「直ちに二次検査を要する」(C判定)と判定された県民はいなかった。二次検査対象は239人で全體の0.6%。23、24年度では425人に上る。
 しこりなどが見られない「A1判定」は2萬3702人で全體の56.3%、5.0ミリ以下のしこりなどがある「A2判定」は1萬8119人で43.1%だった。

■「高い外部被ばくない」福島醫大鈴木教授
 甲狀腺検査で甲狀腺がんが見つかったことについて、調査を擔當する県民健康管理調査検討委員會の鈴木真一福島醫大教授は「內部被ばくのあったチェルノブイリ事故でさえ甲狀腺がんは発生まで最短で4年。本県では広島や長崎のような高い外部被ばくも起きていない。事故後1年半しか経過していない本県では、放射線の影響とは考えられない」と東京電力福島第一原発事故の影響を否定した。
 検討委の座長を務める山下俊一福島醫大副學長も検討委として同様の見解を示した。
 鈴木教授らによると、子どもの甲狀腺がんの頻度は100萬人に1~2人といわれるが、通常はしこりを感じる本人の自覚症狀などで數センチ大になってから見つかるケースが多いという。今回のように18歳以下全ての子どもを対象に精度の高い超音波検査を実施した例がなく、「比較はできない」としている。
 首都大學東京大學院放射線科學域長の福士政広教授は「甲狀腺がんの進行は遅く、現段階で原発事故の放射性ヨウ素を原因とする症狀が出ることは考えられない。今回症狀が確認された人は原発事故以前から発症していたはずだ」と指摘する。

カテゴリー:主要

[ 打印 ]
閱讀 ()評論 (0)
評論
目前還沒有任何評論
登錄後才可評論.