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狩野探幽の雲龍図と確認=京都・興正寺の掛け軸

(2010-03-19 12:24:46) 下一個



狩野探幽の雲龍図と確認=京都・興正寺の掛け軸

3月19日19時44分配信 時事通信

 真宗興正派本山の興正寺(京都市)が保管する水墨畫の雲龍図の掛け軸が、江戸前期の狩野派の絵師、狩野探幽の作品であることが確認されたと、同寺が19日発表した。
 雲龍図は縦約1.1メートル、橫約2メートルで、1671年製作と推測される。探幽70歳の作とする記述があったが、今回、三井記念美術館學芸員の樋口一貴さんが同館所蔵の探幽の印鑑と同図の落款の印影を比較したところ、一致した。
 一方、探幽から同寺関係者にあてた書狀が1986年に見つかったが、中風で手を痛めていることを説明した記述は、探幽が70歳前後に中風だった事実と一致。當時の作品であることの証明になるという。樋口さんは「畫家と注文主の関係などがうかがえる資料」としている。 
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