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岡本真夜(寫真:サンケイスポーツ) |
5月1日開幕の上海萬博のPRソングが、日本のシンガー・ソングライター、岡本真夜さん(36)の1997年にリリースしたヒット曲「そのままの君でいて」の盜作ではないかとされる疑惑で、中國上海市の上海萬博事務局は17日、「PRソングの使用を暫定的に停止することを決定した」と公式ウェブサイトで明らかにした。
【寫真で見る】上海萬博の日本PRキャラクターを射止めた桜組 事務局は「著作権上の爭いがあることに関心を寄せている」としており、著作権侵害がなかったか調査しているとみられる。
盜作疑惑は中國のネット上で浮上。萬博ソングのイメージビデオと「そのままの君でいて」を歌う岡本さんの映像を並べたサイトも登場。掲示板には「99%同じで、間違いなく盜作だ。恥ずかしい」「これではメンツが台無しだ」といった非難のほか「中國では盜作は珍しいことではない」との書き込みもあった。
萬博ソングの作曲家、繆森氏は4月初旬、中國メディアの取材に「部屋を歩き回り、足でリズムを取りながらインスピレーションを得た」と作曲の経緯を語っていた。
岡本さん側は16日に公式ホームページで「上海萬博の件ですが、ただいま事実確認中ですので、正式発表があるまでしばらくお待ちください」と、近く対応を明らかにする考えを示した。