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100円ショップ」が出店攻勢

(2013-11-23 06:54:54) 下一個

「100円ショップ」が出店攻勢 消費増稅による消費者の節約誌向見込む
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J-CASTニュース

「100円ショップ」が出店攻勢をかけている!(畫像は、「ダイソー」のホームページ)
かつて雑貨の価格破壊を引き起こし、デフレの象徴といわれた「100円ショップ」が出店攻勢をかけている。

2014年4月からの消費増稅で節約誌向が強まるのではないか、というわけで、大創産業やセリア、キャンドゥ、ワッツの大手4社で14年度に2~3割程度増やす予定だ。

■ダイソーは2013年度も140か店程度を出店

「ダイソー」を展開する、最大手の大創産業は、2013年度中に140店舗程度を出店する予定だ。10月末までに10月末までに75か店を出店。同社の場合、とくに出店予算を設けておらず、「ここ數年同じくらいのペース(140か店)で出店しています」という。

「まだまだ商品をお屆けできていない地域があり、その地域に出店していきたいと思っています」と、空白エリアを埋めていく考え。最近では商業地だけでなく、オフィス街にも出店していて、なお出店餘地はあるとみている。

JASDAQに上場する「セリア」は、2013年4~9月期に38か店が純増。ほぼ計畫どおりで、9月末の店舗數は1142か店(うち直営店1055店)となった。13年度中に、前年度比3割増の90か店の出店を目指す。

「キャンドゥ」は8月末(12年12月1日から)までに、新ブランドの25か店を含む48か店を出店。純増で24か店となり、店舗數は851店舗。14年度には2割増やす予定とされる。

「ミーツ」「シルク」を展開するワッツは、店舗麵積が約230平方メートルと他社より小型の店舗を開発。スーパーやショッピングセンター內にテナント出店して店舗網を広げてきた。8月期決算(12年9月1日~13年8月31日)によると、自前で56か店を純増したが、6月にはM&Aで23店舗を増やし、全體では901店舗を展開する。

同社は「インショップ型の小型店舗を、継続して多く出店する」計畫で、毎年約100店舗を積み増していくという。

■「おしゃれ雑貨屋」に変貌、品質にもこだわる

デフレ経済の長期化で消費者にすっかり定著した「100円ショップ」だが、最近はスーパーやコンビニエンスストアのプライベートブランド(PB)が台頭。消費者は安くても必要なものでなければ買わなくなっていて、「100円」の優位性は薄らいでいる。店舗も飽和狀態と思われていた。

そこで「100円ショップ」は、ショッピングセンターなど、集客力の高い大型商業施設への出店強化や、おしゃれな店づくりや雑貨などを取り揃え、商品の質にもこだわるようになった。

キャンドゥは「おしゃれ雑貨屋」のイメージを打ち出し、2013年8月末までに68か店をリニューアルした。その一方で、創業20周年を記念した商品やPBの「Do!STARS」を展開することで、店舗と商品が一體となった新ブランド展開している。割安感を維持しつつ、買い物を楽しめる場を提供することが不可欠と考えているようだ。

また、セリアは「量より質の100円ショップ」を標榜して、他の100円ショップに先がけ全店にPOSシステムを導入。それにより発注業務の大幅な効率化と消費者ニーズに即した品揃えを実現し、売り上げを伸ばしてきた。消費増稅後は、消費者の節約誌向が高まる一方で、品質への要求も一段と高まると予測する。

消費増稅について、大創産業は「基本的に外稅(表示)ですが、どのような影響が出るかは正直わかりません。ただ、お客様に対して、いくらが消費稅かわかりやすいのはこの業界の特徴ともいえます」と話しており、消費増稅による影響は受けにくいとみている。
 

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