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「小沢王國」はなぜ崩壊したのか

(2013-07-22 17:47:52) 下一個
「小沢王國」はなぜ崩壊したのか
2013.7.22 22:38 (2/2ページ)小沢一郎

東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた被災地に小沢一郎氏のポスターが貼られていた=岩手県大槌町(大竹直樹撮影)

東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた被災地に小沢一郎氏のポスターが貼られていた=岩手県大槌町(大竹直樹撮影)




 なぜ小沢氏への期待が薄れていったのか。過去に小沢氏と行動を共にした県政関係者は「この1年間だけでも政黨が次々と変わり、政策も共産黨などの野黨と変わらなくなった。その変化に県民がついていけなくなった」と分析する。


 理由はそれだけではない。平成23年3月の東日本大震災で岩手も甚大な被害が出たのに小沢氏が初めて被災地入りしたのは10カ月も後の24年1月。小沢氏に近い郷右近(ごうこん)浩県議(48)は「警備上の理由で被災地入りをやめてほしいという要請があったため」と明かすが、被災者の目に被災地入りが遅れた小沢氏は冷たく映った。


 津波被害を受けた大槌町の主婦、浜田智子さん(37)は「岩手の人なら來てほしかった」と嘆く。小沢氏の後援會幹部は「尾を引いているのは間違いない」と認める。


 


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 「王國」の崩壊は今度どう影響するのか。八幡平市の田村正彥市長(65)は「小沢さんは自分の意に沿わない人を切り捨ててきた。市長選では露骨に対立候補をぶつけてきた」と振り返る。首長選で対立候補を立てるのは、小沢氏側かどうか色分けをはっきりさせる狙いがあるとされる。今月無投票で4選した住田町の多田欣一町長(68)は「もうぶつけることもできなくなるだろう。そうなると(選挙の)結果も変わってくる」と指摘しており、小沢氏の影響力低下はより加速するとみられる。


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