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新作映畫70元!高すぎる映畫館入場料

(2007-02-12 17:51:57) 下一個
新作映畫70元!高すぎる映畫館入場料
2007/02/12(月) 20:44:03更新

  近年、中國では張芸謀監督の『黃金甲』など、有名監督の作品が話題となることが多い。しかしその一方で映畫館の入場料が高騰しているという。以下は映畫館の入場料がアメリカを超えてしまって大衆が映畫を見ることが出來ないとする中國人のブログより。

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  どうして『黃金甲』を見に映畫館に行かないの?とある友人が私に訊ねる。特に理由はないが、ただ中國の映畫市場の入場料高騰に抵抗するため、數年映畫館には足を踏み入れていない。

  また私たちが入場料の高い映畫を拒むもう一つの原因は、いわゆる「大型映畫」を見なければ中國映畫を支持していないという風潮で、有名な監督の映畫を見なければ即ち愛國者ではないということだ。これなら海賊版のDVDを支持せざるを得ない。

  金曜日の夕方、王府井のある映畫館を少し観察してみると、現在公開中の人気映畫『007』の入場料が70元である。(北京のその他の映畫館はさらに高く一人80元らしい)今日の人民元のレートに照らすと、70元の人民元は約10ドル。仮に一枚80元だとすると、それは10ドルを超えている。中國の映畫の入場券の価格はアメリカをも超えてしまった。

  
私たちがアメリカの映畫を見ていたとき、夜間の映畫館入場料は7ドルほど、晝間などは3ドル程度であった。それも封切の新作映畫で、映畫館の設備も一流、さらには無料の巨大な駐車場も完備してある。

  今日の中國映畫の観客層はすでに特殊な階級で形成されており、映畫館に行って周りを見渡せばそこにはいつも同じ顔があるだろう。映畫は本來大衆に屬するものだが、中國は明らかに大衆を拒絶し、少人數の芸術となっており、まるで貴族化している。

  仮に入場料を一人10元にして、2億の中國人が映畫館で鑑賞したとする。その映畫一作だけで20億元の収益となり、これはほとんど2006年の中國映畫界の全興行収入の26.3億元に匹敵する。もしもある日中國の映畫入場料が一枚10元になったら、映畫は再び大衆に回帰し、私たちも直ちに映畫館に行き、海賊版を見ることを止めるだろう
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