神奈川県南足柄市のお茶、セシウム基準値越えの意味すること
福島第一原発から290キロも離れた神奈川県南足柄市のお茶で1キロ500ベクレルを超える放射性セシウムが検出された。つまり、もっと近い地域では放射性物質に汚染されている可能性がかなり高いと言うことだ。野菜を分析するとき、水洗いをしてからやるという。魚は頭やはらわたを除いてからだ。お茶は多分水洗いをしないで分析している。だからこそ、お茶で高い汚染値がでたのだろう。 問題は深刻だ。神奈川県の空間放射線量は福島第一原発で爆発があった時に急増しているが、それ以外はあまり高くない値で推移してきた。ほとんど正常時の2倍程度で推移してきたのだ。お茶の新芽は新芽が成長し出してから2週間からせいぜい4週間で摘み取られるはずだ。5月9日に採取したお茶なら新芽が成長し出した時期は4月になってからのはずだ。つまり、福島第一原発で爆発があった3月中旬よりも2週間は経過した後に芽が出てきたはずなのだ。つまり、今現在、福島第一原発から放出されている放射能レベルでも、土壌は汚染され続けていて、そのレベルは、今でさえ、野菜を洗わないと1キロ當たり500ベクレルを超えるほどになっていると言うことだ。 このことは、いろいろなことを示唆する。セシウムの半減期は30年だから、今後1年とか2年もたてば、かなりの地域の土壌が農業に適さなくなる可能性があるし、それよりは狹いだろうが、人間が生活するのに適さない程度に土地が汚染される地域も出てくると言うことだ。そして、また、呼吸により肺から取り入れる放射性物質の量もかなりのものになると言うことだ。神奈川県のもっとも福島第一原発から遠い地域でこれだから、関東地方は、現狀のまま福島第一原発が何らかのひどい狀態にならなくても、今後、何年かでかなりの汚染地域となるのだろう。東北地方も同じことだ。特に福島県內は全県が農業や居住にさえ適さない土地になるかも知れない。 現在、暫定基準値を3週間連続下回った場合は、出荷製限解除をしている。この考え方が正しいのかどうか、その結果は5年とか10年後に出てくるのかもしれない。 http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011051101000625.html 神奈川県は11日、同県南足柄市で9日に採取した「足柄茶」の生葉から、1キログラム當たり500ベクレルの暫定基準値を超える550~570ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。同県産の農産物が暫定基準値を超えたのは初めて。 県は「すぐに健康被害はないレベル」としているが、南足柄市とJAかながわ西湘(小田原市)に対し、今年産の茶の出荷自粛と自主回収を呼び掛けた。 生産地は福島第1原発から約290キロ離れており、県は「大気中の放射性物質の濃度が下がる中、茶からなぜ検出されたのか、専門家の意見を聞いて原因を調べたい」としている。 県によると、足柄茶の生葉は南足柄市を含む県內17市町村で生産。他市町村の生葉の検査も早急に進め、結果が判明するまでは全ての出荷自粛を求める。今年産の足柄茶は、6日に販売が始まったばかりだった。 民間の分析機関に検査を依頼。2回の検査を実施し、1回目は放射性セシウム550ベクレル、2回目は570ベクレルを検出した。暫定基準値が2千ベクレルの放射性ヨウ素は、いずれも検出されなかった。 一方、靜岡県は、同県禦前崎市で2日に採取した茶葉から、暫定基準値を大きく下回る微量の放射性セシウムとヨウ素が検出されたと発表した。 2011/05/11 18:46 【共同通信】
「足柄茶」に基準値超のセシウム 神奈川の農産物で初
神奈川県南足柄市のお茶、セシウム基準値越えの意味すること
所有跟帖:
•
數值也隻達到上限水平,問題是長期吸收。問題還是比較嚴重的
-5毛參上-
♀
(0 bytes)
()
05/12/2011 postreply
02:25:28
•
世界のベクレル基準と日本のベクレル基準の比較
-5毛參上-
♀
(335 bytes)
()
05/12/2011 postreply
02:36:43
•
有這麽大的差距嗎?驚人!
-流浪之心-
♂
(0 bytes)
()
05/12/2011 postreply
09:21:34
•
南足柄市已經快到靜岡了,真讓人困惑
-王翠花-
♀
(0 bytes)
()
05/12/2011 postreply
07:44:36