【知識的善用與惡用】日本原子能安全保安院被戲稱為---不安院

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由於近日TV中大量報道---1號機的爆炸的原因之一,是首相菅氏的飛行視察而延誤了時機
 
山人就無聊地查了一下在爆炸前肯定地說不會發生爆炸的日本核能界大神---日本原子能安全委員會委員長班目春樹,發現這位大神的得意分野竟然是流體熱工學----和山人同一個領域。
 
無論是作為迷信專家學者的日本人,還是作為班目原房弟子的首相菅直人,當時作出飛行視察的判斷無非是政治作秀,主要責任者應該是班目春樹,因為作為專家權威的班目氏輕視或無視了危險性。
 
有這麽一幫專家組成的日本原子能安全委員會,為了自己發展核能的信念和自己的利益,正在利用職業便利做缺德乃至法的事情----這些核汙染會危害下一代甚至再下一代。
 
現在日本原子能安全保安院已被日本人戲稱為---不安院。
 
 
 
有趣的是,在網上還看到了原子力資料情報室早就不滿班目春樹的文章。
 
 
 
 
班目春樹氏は委員長として不適格 交代をもとめる
投稿者: 原子力資料情報室 投稿日時: 2007/7/31 13:11:03 (27364 ヒット)

下記要請を保安院へFAXで送りましたので、お知らせします。


原子力安全・保安院長 薦田 康久 様

班目春樹氏は委員長として不適格 交代をもとめる

2007.7.31 原子力資料情報室 共同代表 山口幸夫、西尾漠、伴英幸

7月16日に起きた中越沖地震により被災された人々は大きな不安の中で避難生活を餘儀なくされている。加えて、柏崎刈羽原発への不安も高まっている。報道によればアンケートの結果は、一番の不安要因が柏崎刈羽原発だと伝えている。このことは、ヨウ素剤を子供たちに飲ませた人たちがいること、東京電力(東電)の発表が信頼できないといった聲からも裏付けられる。
 同原発を視察したところ発電所施設のいたるところで、道路は大きく波打っていた。また、そこかしこに道路の陥沒あるいはその補修後が見られた。6號機建屋前のろ過水タンク(1000kリットル)はほぼ全周囲にわたって挫屈していた。
 東電の発表した資料によっても柏崎刈羽原発の被害はすざましいものがある。6號機天井のクレーンの駆動機構軸のジョイントが折れた。號機によってばらつきはあるが、今回の地震動はすべての號機でS2を上回る加速度が観測されている(基礎版上)。とりわけ1號機では2.5倍の680ガルという値が記録されている。また、7月30日に東京電力が発表した最大加速度の応答値比較ではタービン建屋1階(ペデスタル)において設計時の最大加速度の応答値を1號機では7倍を超え、3號機では約2.5倍の2058ガルを観測している。
 地元の人たちはこのような「想定外」の揺れを被った原発は二度と動かすことのないように願っている。
 このような狀況の中で貴院は「中越沖地震における原子力施設に関する調査・対策委員會(仮稱)」を設置することを決め、「具體的な影響についての事実関係の調査を行うとともに」、「國及び事業者の今後の課題と対策を」取りまとめるという。そして、班目春樹氏を委員長に20名の委員を選出し、第1回の會合を31日に開催する。
 原子力安全・保安院の立場は原子力の安全を確保することであり、このことは、現狀で確保できない場合には耐震安全向上の対策を、それでも確保できない場合には原子爐の閉鎖を求めるという立場であることを意味する。
 ところが、班目委員長は、想定外の揺れにB,Cクラスは壊れても仕方がない、Aクラスは壊れず原子力の安全は確保されていると早々と安全宣言をしている。さらに、1~2年で運転再開ができるような見通しを繰り返しコメントしている。まだ、格納容器內部を見ていない段階で、このような発言をすることは學者としての倫理を疑わざるをえない。氏のこのような発言から、設置される委員會すらもお座なりな調査・対策しか行えないとの批判を免れないだろう。
 言うまでもなく、今回の揺れは弾性変形の上限であるS1を大きく超え、塑性変形を許容しているS2をも大きく上回る揺れが観測されている。外観上は影響がないように見えても、安全を脅かすひずみが殘っている危険性があり、これをどのように確認するかが最大の問題である。これを調べつくすことが最大の問題である。にもかかわらず、調査の前に安全が確保されているなどと発言することは言語道斷である。
 以上の理由から班目氏は委員長として不適格であり交代を求める。
なお、參考として、不適格であることを示す同氏のこれまでの発言録を添付した。


■『六ヶ所村ラプソディ』 斑目春樹教授発言

技術の方はですね、とにかく分かんないけれどもやってみようが、どうしてもあります。
で、だめ、危ない、となったら、ちょっとでもその兆候があったら、そこで手を打とうと。
おそるおそるですよ。

原子力もそうなんですね。

原子力もそういうところ絶対あります。
だって、例えばですね、原子力発電所を設計した時には、応力腐食割れ、SCCなんてのは知らなかったんです。
だけど、あの、まだいろんなそういうわかんないことがあるから、あの、えーと、安全率っていうかですね、餘裕をたーくさんもって、でその餘裕に収まるだろうなーと思って始めてるわけですよ。
そしたら、SCCが出てきちゃった。
で、チェックしてみたら、まあこれはこのへんなんか収まって良かった、良かった。
今まで、良かった良かったで、きてます。
ただし、良かったじゃないシナリオもあるでしょうねって言われると思うんですよ。
その時は、原子力発電所止まっちゃいますね。
原子力発電に対して、安心する日なんかきませんよ。
せめて信頼して欲しいと思いますけど。
安心なんかできるわけないじゃないですか、あんな不気味なの。

核廃棄物の最終処分をすることに技術的な問題はなくても、そこを受け入れる場所が、なければ、今、困っちゃいますもん。

ないですよね、探せても、イギリスまで、

うん、ないですよ。

それは、大きな問題じゃないですか

え、いや、だから、あのー、えーと、基本的に、その何ていうのかな、今の路線で、今の路線がほんとに正しいかどうかは別として、今の路線かなんかで、替えがあるだろうと思ってるわけですよ。
というのは、最後の処分地の話は、最後は結局お金でしょ。
あの、どうしても、その、えーと、みんなが受け入れてくれないっていうんだったら、じゃ、おたくには、今までこれこれっていってたけど2倍払いましょ。それでも手を挙げないんだったら、5倍払いましょ。10倍払いましょ。どっかで國民が納得することがでてきますよ。

それは、経済的インセンティブと、そのー、

あの、処理費なんてたかが知れているから、えー、たぶん、その、齟齬は來さないですね。

今、たしか、最終処分地を受け入れてくれるボーリング調査させてくれるだけで、すごいお金流してますね。

20億円ですよ

あれがたかが知れてるらしいですよ、あの世界は。

そうなんですか。

原子力発電所って、ものすごい儲かっているんでしょうね、きっとね。
そりゃそうですよ、原子力発電所1日止めると、1億どころじゃないわけですよね。
だから、そういう意味からいくと、今動いている原子力発電所をつぶす気なんてアメリカ毛頭ないし、日本も電力會社、あるものはあるもの、できる限り使いたいというのがこれが本當、本音ですよ。


■ 浜岡原発での班目証言

事故・トラブルについて、製禦棒落下事故が明らかになる前に、「これは, かなりの知見が蓄積されています。したがって, これから先, 新しい知見が出てくることはないとは, やっぱり思いません。これから先も, 新しい知見は出てくると思います。だけれども, 大きな知見については, もう, 大體出たんではないかなというのが, 実は,私の, これは個人的な考えです。」(第13回班目主尋問114項)と述べている

製禦棒の2本以上の同時の落下について、「起きるとは, ちょっと私には思えません。どういうふうなことを考えるんですか。それに似たような事象があったら, 教えてください。」(班目反対尋問109-112項)

「非常用ディーゼルが2台動かなくても, 通常運転中だったら何も起きません。ですから非常用ディーゼルが2台同時に壊れて, いろいろな問題が起こるためには, そのほかにもあれも起こる, これも起こる,あれも起こる, これも起こると, 仮定の上に何個も重ねて, 初めて大事故に至るわけです。だからそういうときに, 非常用ディーゼル2個の破斷も考えましょう, こう考えましょうと言っていると, 設計ができなくなっちゃうんですよ。つまり何でもかんでも, これも可能性ちょっとある, これはちょっと可能性がある, そういうものを全部組み合わせていったら, ものなんて絶対造れません。だからどっかでは割り切るんです。」

問い「どっかで割り切るということは, ものを造るために, この程度を考慮すれば造ってもいいだろうという感じですね。」

答え「そのとおりです。」

問い「非常用ディーゼル発電機2台が同時に動かないということは, それ自體は,地震が発生したときに, 非常用ディーゼル発電機に寄り掛かっている, 動かさなくちゃいけないものが止まってしまうということがあり得るわけですから, 非常用発電機2台が同時に動かないという事態自體は, 大きな問題ではないですか。」

答え「非常用ディーゼル発電機2台が動かないという事例が発見された場合には, 多分, 保安院にも特別委員會ができて, この問題について真剣に考え出します。事例があったら教えてください。ですからそれが重要な事態だということは認めます。」

問い「重要な事態であれば, 非常用発電機2台が同時に止まったときに, ほかに何か, 別の重要な事態が加わって, それで事故が発生するというのは, 幾つか想定しなくてはいけないことではないんですか。先ほどから証人は, それに加えるのは小さなこと小さなことを加えなきやいけないから大変だと言って, ここは割り切るとおっしゃっていますけれども, 足す別の重大な事象ということが, 大きいことがあり得るんだということは, お認めにはならない。」

答え「我々, ある意味では非常に謙虛です。こういう事態とこういう事態とこういう事態の重ね合わせくらいは考えたほうがいいかなということについては, 聞く耳を持っております。是非こういうことについては考えてほしい, それはなるほど問題視したほうがいいということだったらば, 當然, 國の方でもそういうことについて審議を始めます。聞く耳を持たないという態度ではないんです。ただ今みたいに抽象的に,あれも起こって, これも起こって, これも起こって, だから地震だったら大変なことになるんだからという, 抽象的なことを言われた場合には, お答えのしようがありません。」(第17回 班目反対尋問224~228項)

 
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