東電の計畫停電、今夏・冬も 大規模火力発電所、被害大

東京電力は、計畫停電(輪番停電)を今夏だけでなく、今冬も続けなければならない、
との見通しを明らかにした。東日本大震災の津波で 福島県と茨城県の大規模火力発電所が、
現時點で復舊の見通しが立たないほど壊れていることが分かったためだ。
夏の計畫停電は、気溫が高い午後2~3時を中心に実施される見通し。停電規模は、
気溫の上がり方次第で大きくなる可能性がある。
首都圏への電力供給が長期間製限されることで産業界も大打撃を受けそうだ。

大きな被害がわかった火力発電所は、広野火力発電所(福島県広野町)と、
常陸那珂火力発電所(茨城県東海村)。発電所の設備や、石油や石炭など燃料の貯蔵施設が
津波で壊れた。両発電所の合計出力は480萬キロワットで 同じく津波で損壊した
福島第一原子力発電所(福島県大熊町・雙葉町、469.6萬キロワット)に匹敵する。

東電管內のピーク需要は、冷房が必要となる夏場が6000萬キロワット前後、暖
房需要が高まる冬場が5000萬キロワット前後。これに対し東電の現在の供給力は
3500萬キロワット前後にとどまる。電力卸供給事業者(IPP)からの電力買い取りなどを進め、
夏までに4700萬キロワット程度に増やす予定。しかし
それでも夏時點で1000萬キロワット(333萬世帯分)、冬も數百萬キロワット足りなくなる計算だ。

東電幹部は「再稼働した火力も、いずれ定期検査に入るのでずっと発電できない。

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