“今後も震度6強のおそれ”
3月22日 17時26分
東北の太平洋沿岸で起きた巨大地震の餘震活動について、気象庁は「餘震の回數は少なくなってきているものの、今後も震度6弱から6強の餘震が起きるおそれがある」として、引き続き餘震に警戒するよう呼びかけています。
今月11日にマグニチュード9.0の巨大地震が起きたあと、東北や関東を中心に餘震が続き、気象庁の観測によりますと、震度4以上の揺れを観測する餘震はこれまでに60回を超えています。気象庁の橫田崇地震予知情報課長は、22日の記者會見で「餘震の數は次第に少なくなってきているものの、今後もマグニチュード7以上の餘震が起きるおそれがあり、震源の近くでは6弱から6強の揺れとなるおそれがある」と説明しました。そのうえで「大きな餘震が起きた場合、津波が起きるおそれがある。今回の地震は餘震が起きる範囲が広いため、被災地の広い範囲で餘震には十分警戒してほしい」と呼びかけました。