IAEA 東京都內未檢測到反應堆放射性物質 3/19

「ヨウ素131」など都內で検出なし IAEA

福島原発
 【ウィーン=佐藤昌宏】國際原子力機関(IAEA)のグラハム・アンドリュー科學技術擔當補佐官は18日、訪日中のIAEA専門家チームが同日、東京都內で行った放射性物質の第1回測定調査で、「ヨウ素131」や「セシウム137」は検出されなかったことを明らかにした。


 ウィーンのIAEA本部で記者団に語った。

 福島第一原発の事故後、IAEAが日本國內で放射性物質の測定調査を行ったのは初めて。専門家チーム4人は天野之彌
ゆきや
IAEA事務局長と共に訪日している。日本に1週間程度滯在し、福島県內での測定も予定しているという。

 一方、ウィーンに本部を置く核実験全麵禁止條約機構(CTBTO)は18日、群馬県高崎市の観測所で収集している大気中の放射性物質データをIAEAや世界保健機関(WHO)に提供すると発表した。

(2011年3月19日10時04分 読売新聞)

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