■日本の原子力発電 【狀況は深刻だがチェルノブイリの事故とは違う】
Per Lekander
【原子力発電の専門家とのカンファレンスコール】
我々は福島第一原発について昨晩原発コンサルタントの Jonathan Hinzeとカンファレンスを行った。
彼は原発施設で働いたことがあるが、Three Mile Island(TMI)よりも悪い事故だとコメント、TMIの場合は1施設だけであり周辺の汚染は大きくなかった。現在福島原発は4つの設備が危険、また6つ全部に深刻な問題が殘っている。周辺は危険な狀況に陥っているものの、20-30 km外は現狀は危険性は低い。
【チェルノブイリとは違う】 福島原発はコンクリート構造で、原子爐は水構造である。チェルノブイリは石墨構造であった。
原子爐の周りの非可燃性は高く、事故の構造がまったく違う。安全なレベルまで原子爐を冷卻するには4-5日かかるであろう。水が必要だが、燃料棒が破損していることが問題。冷卻水を供給し続けることが急務である。
【燃料容器が問題】
コンクリート製の保護タンクの外にある燃料容器が加熱している。冷卻化できなければ火災がおき、かなりの放射線が外に放出されるだろう。冷卻化が成功すれば2日以內に狀況は落ち著く。