6月1日13時33分配信 産経新聞
週明け1日の東京株式市場は、景気底入れへの期待感から午後に入って上げ幅を拡大し、取引時間中としては昨年10月15日以來となる9600円台を回復する場麵もあった。
午後1時現在の日経平均株価は前週末終値比143円48銭高の9665円98銭、東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指數(TOPIX)は同14.06ポイント高の911.97。
米自動車最大手ゼネラル12539;モーターズ(GM)の連邦破産法11條(日本の民事再生法に相當)の適用申請が決まったことについては、織り込み済みとの見方が強い。
一方で、國際商品相場の上昇基調を背景に、資源関連の海運や非鉄関連、商社株などへの物色意欲が高まった。市場では「下値になると買いが入るようにムードになっていて、比較的底堅い」(大手証券)との指摘も出ている。