「轉貼」捜査員も絶賛 キャバ経営留學生の「夢」キャバクラ経営で荒稼ぎの中國人留學生

來源: cainiao 2009-03-08 17:29:20 [] [舊帖] [給我悄悄話] 本文已被閱讀: 次 (5699 bytes)
「轉貼」
【衝撃事件の核心】夢は「故郷に小學校」 キャバクラ経営で荒稼ぎの中國人留學生は、なぜ“チクられた”のか
特木被告が経営していたクラブ「アフェクション」が入居していたビル=宇都宮市東宿郷(是永桂一撮影)
 晝間はまじめな留學生、夜は年商約1億6000萬円の敏腕キャバクラ経営者-。宇都宮市で飲食店を経営していた中國人留學生の男が、出入國管理法違反(不法就労助長)の疑いで逮捕、起訴される事件があった。表裏2つの顔に加え、胸には「ふるさとに錦を飾りたい」と“青雲の誌”を抱いた男。驚くべきことに、捜査員すら「ハングリー精神旺盛で、いまの日本人にはいないタイプ」と手放しで絶賛するのだ。「ジャパニーズ12539;ドリーム」をつかもうとした男の栄光と転落の軌跡-。

  苦學の末、日本へ

 小學校まで數十キロ、人家はまばら。中國の中でもモンゴルとの國境に近い內モンゴル自治區は、マイナス30度近くなる冬の寒さと、見渡す限りの草原が特徴だ。
 特木巴幹(トム12539;バガン)被告(29)は、そんな自治區の貧しい町に生まれた。
 捜査関係者によると、特木被告は8人兄弟の末っ子で、生家近くには小學校がなく、教育環境の劣悪な地域で育ったという。現地の大學を卒業後、専門學校に通って日本語をマスターした。
 「流ちょうに日本語を話すので驚いた。一見、日本人に見える」
 捜査員の一人はこう話す。
 16年4月に來日し、大正大學に入學、18年4月に宇都宮大學に編入。同大大學院國際學研究科の博士前期課程を修了し、研究生として中國語と日本語の文法の差異などについて研究していた。
 「學習態度も極めてまじめ。背格好は中肉中背で服裝はチャラチャラしてはおらず、地味な感じ。どこにでもいそうな普通の留學生だった」(宇都宮大學関係者)
 特木被告に接した人は異口同音にそう語る。だが実際には、「淒腕キャバクラ経営者」という別の顔があったのだ。

  「現役女子大生がいる店」

 捜査関係者によると、特木被告は宇都宮に來た直後から、キャバクラのボーイとしてアルバイト勤務。そこで「客足の良さ」に驚き、「自分でやりたいようにやればもっともうかる」と考えるようになったという。
特木被告は「宇都宮大學への留學生」という立場をフル活用して、スタッフをかき集めた。大學の同級生をホステスとして雇い、留學生の人脈を利用して市內の私立大學に通う中國人の同胞を採用した。

 來日から2年半となる18年の冬。JR宇都宮駅東口の繁華街に1號店「アフェクション」をオープンさせた。よほど商才があったのだろう、やがて店舗は「カレッジ」「サード」「タクト」と4號店まで拡大。3號店の「サード」は閉店したが、殘り3店舗の経営は順調そのもので、昨年だけで1億6000萬円の売り上げを誇った。

 「中國人、日本人を問わず現役女子大生がいるチェーン店として有名だった。宇都宮にはそうした『本物の學生』がいる店は少なく、評判はまたたく間に広まった」

 県警幹部は急成長の理由をこう分析する。ぼったくりも一切なく、明朗會計だったという。

 ただ、チェーン店は猛烈な客引きを展開するので有名だった。店の前を通った客に數十メートルはつきまとい、店內に誘導した。特木被告自身も路上に立ち、「安くしますから入ってください」と積極的に聲をかけていた。

 一方、特木被告がこだわりをみせていたのが店名だ。「ア、カ、サ、タと『ア段』の言葉を順番に頭文字に付けていた」と県警幹部。今後の店舗名として「ナラン」(出身地方の言葉で太陽の意味)を予定していたという。

 「言語研究の學生」であり「キャバクラ経営者」でもある特木被告の“2つの立場”が、こんなところに表れたのだろうか。
開店資金について特木被告は、「郷裏の人から集めた500萬円を使った」などと供述しているという。“俊英”だった特木被告には、「カンパ」という形で金が集まってきたのだ。

 「地元の人たちの期待が一身にのしかかっていたようだ。中國で良くある習慣なのだが、都會へ巣立つ若者に投資をする。この金は『勉強してくれ』という意味だけではなく、『増やしてくれ』ということもある」(県警幹部)

 そうした期待に応えるべく、特木被告は額に汗して働いた。3店舗の経理はすべて自身がチェックし、他人には帳簿を觸らせなかった。

 暮らしぶりも質素そのもの。車も持たず、店舗近くの自宅アパートから自転車で店に通っていた。県警によると、女性関係も地味で、店のホステスだった中國人留學生と交際していただけだったという。

 調べに當たった捜査員すら、「頑張り屋でハングリー。今の日本人にあんな男がいるかどうか…」と舌を巻くのだ。

 稼ぎまくった特木被告は、18年12月から逮捕されるまでに約5000萬円を中國に送金した。見事に10倍の“利殖”を果たしたことになる。さらに県警の調べで、このほかに2600萬円の貯蓄があったことも判明、相當なヤリ手だったことを裏付けている。


 

「仙台進出」を計畫も…


 順調に見えた特木被告だが、急速に暗雲が立ちこめたのは昨年秋ごろだ。

 「宇都宮駅東口で派手にもうけている中國人留學生がいる。もうけた金を中國に送金もしている」

 特木被告の店に関する情報が、栃木県警に複數寄せられるようになったのである。好調な業績に危機感を覚えた同業者による“チクリ”だったらしい。
「ここまで順調に情報提供が集まるケースは珍しかった。強引な客引きなどを苦々しく思う客や店舗が數多くあったということ」と県警幹部は語る。

 情報をもとに県警は內偵に著手。2月13日になり、就労資格がないことを知りながら、25歳と26歳の中國人留學生をホステスとして働かせて客の接待などをさせたとして出入國管理法違反(不法就労助長)の疑いで特木被告らを逮捕し、同被告は3月6日に同罪で起訴された。

 「故郷に錦を飾りたかった。もう一稼ぎして、學校がなかった故郷に小學校を建てたい」

 逮捕後の県警の調べに対し特木被告は容疑を認めたうえで、こう話していたという。

 その言葉を裏付けるように、逮捕の直前には「5店舗目」の出店を計畫していた。「宇都宮ではなく名古屋か仙台に打って出たい」と周囲に漏らしており、実際に店の従業員らと仙台に視察旅行に繰り出していた。

 「飽くなきハングリー精神は結構だが、順法意識がないことには仕方ない。『これぐらいなら大丈夫』と思ったのだろうか。真っ當に商売をすれば大成功したかもしれないのに…」

 「出る杭(くい)」として打たれ、「ジャパニーズ12539;ドリーム」がついえた特木被告。捜査関係者は少し殘念そうにそう語った。
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