我在亞馬遜的讀書留言那拷貝的有關《弟》的書評

來源: 玄米 2022-02-03 22:58:59 [] [博客] [舊帖] [給我悄悄話] 本文已被閱讀: 次 (3706 bytes)

今時の読者っと言ってもレビュアーもリアルタイムで知っている訳ではないのだが石原慎太郎氏は一橋大時代に「太陽の季節」で芥川賞を取り、時代の寵児となった。(なんクリの康夫知事も學生作家だったが...)
本書を読み、石原慎太郎、裕次郎兄弟の人生を見直してみると、兄が弟を映畫デビューさせて、結果として時代の寵児の役を演じたのは裕次郎の方であった。一方、兄の方は文學よりは政界にその人生を捧げるのだが、派閥政治の中での一匹狼では何らの力もなく、政策に長けるわけでもない、小説家と政治家の中途半端な立場を感じた。
兄が社會と政界で再び腳光を浴びたのは右派としての米國、東南アジア(大東亜戦爭がらみ)にたいするむきだしのナショナリズムと都知事という王國の主になってからの歯に衣著せぬ、マスコミを使った主張の自信の表現パフォーマンスにあった。想像するにレビュアーの経験しなかった「太陽の季節」の明るさ、戦後からの自信の回復には石原知事のあの自信過剰な言動に似ていたのではないだろうか。
兄がコンセプトを作り弟がそれをメディアを通して実行し、弟の死後、兄は知事という権限の中で、政治の太陽族を自ら演じ、また再び小説稼業のわらじもはくようになる。その再デビュー作が本書のハードカバー版である。
內容は至って、平易で特に際立ったレトリックも持論の展開もない。表には見せない、石原知事のプライベートな兄弟の人生の淡々とした吐露であるが、社會を巻き込んだ兄弟の人生だけに良くも悪くも公人の記録として現在もまた後世も、読者の目に觸れられる事だろう

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中途半端な文人阿、 -飯盛男- 給 飯盛男 發送悄悄話 飯盛男 的博客首頁 (0 bytes) () 02/04/2022 postreply 04:12:05

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