「韓國人を追い出せ!」 日本の反韓デモが活発化、在日韓國人は「身の危険感じる」―韓國メディア
XINHUA.JP 3月4日(火)12時10分配信
韓國紙・朝鮮日報の中國語サイトは3日、「『韓國人を追い出せ』、日本の反韓デモが活発化」と題した記事を掲載した。
1月18日、「在日特権を許さない市民の會(在特會)」などの右翼団體メンバー約200人が東京の六本木でデモを行った。一部の人は「朝鮮人を殺せ」など過激なスローガンを叫んでいた。周囲には警察官もいたが彼らを製止することはなく、デモ隊は在日韓國人団體「民団」付近の道路でもデモ活動を行った。
民団組織局長は「今までも在日韓國人は就職などで差別を受けてきたが、『殺せ』といったスローガンが叫ばれたことはなかった。われわれは身の危険を感じている」と懸念をあらわにしている。日本に広がるヘイトスピーチ(憎悪表現)について、米國は人権報告書で懸念を示している。
こうした雰囲気の下、在日韓國人に対するヘイトスピーチは東京や大阪などの大都市から山形、広島、長崎、神戸などの地方都市へと拡散。インターネット上にも日常的に書き込まれ、暴力事件も起きている。民団組織局長は「心配なのはヘイトスピーチの段階を超え、暴力事件がいつ起きてもおかしくない狀況になっていること」だと話している。