中國側は日本側に延期の具體的な理由を明らかにしていないが、政府が首相の靖國參拝に「斷固反対する」と強く反発。対抗措置を取る構えもみせており、両政府間の他の交流事業も凍結される可能性がある。

 三つの交流事業は、第1次安倍內閣時代の2007年に決まったもの。現在は「ジェネシス2・0」という事業名で、中國側は國務院(政府)新聞弁公室など、日本側は外務省の委託を受けた日中友好會館(會長・江田五月元參院議長)が窓口となっている。