朝日新聞デジタル 6月8日 1時57分配信
東京都と千葉県の境を流れる江戸川のウナギから、研究者の調査で國の基準値(1キロあたり100ベクレル)を超す放射性セシウムが検出された問題で、千葉県は7日、県による調査でも基準値以上を検出した、と発表した。
県によると、下流部で3日に採取したウナギから140ベクレルの放射性セシウムを検出した。県內には江戸川で漁業としてウナギを取っている漁協はなく、県は「市場には流通していない」としている。趣味としてウナギ釣りをしている人が多いため、釣具店などを通じて、取らないように求めていく。
一方、都は7日、江戸川などでウナギを年に計約11トン取って市場や料理店に販売している都內の2漁協に出荷自粛を要請した。