中國當局は20日までに、日中國交正常化40周年事業の記念式典を予定通り27日に北京で開催すると日本側に通知した。複數の日中関係筋が明らかにした。
中國當局は日本政府による沖縄県・尖閣諸島(中國名・釣魚島)の國有化に反発しており、式典自體の開催が危ぶまれていた。中日友好協會などが中心になって準備を進めており、中國當局は規模を縮小しても民間のパイプは維持すべきと判斷したとみられる。
ただ、日本政府の対応次第では、記念式典が急きょ取りやめになる可能性も殘されている。
通知によると、26日に中日友好協會會長の唐家●(=王へんに旋)元國務委員が主催する夕食會を開催するほか、27日午後に北京で記念式典を開く予定という。ただ、中國指導部の誰が出席するかは明らかになっていない。(共同)