* 人間の価値のひとつに恥というものあり、恥ある人間は容易に罪悪に落ちず。
* 信用は鏡のガラスのようなものである、ひびがはいったら元通りにはならない。
* 人間の心は三つの部分、すなわち知力、理性、情熱に分けられる。知力と情熱は他の動物にも 備わる、理性は人間のみ、理性は不滅なり。
* 習慣は、最高の召使いか最悪の主人のいずれかである。
* 至上の処世術は、妥協することなく、適応することである。
* 幸福の秘訣は、自分がやりたいことをするのではなく、自分がやるべきことを好きになることだ。
* 世の中は海に似ている、泳げないものは溺れる。
* 忠告は雪に似て、靜かに降れば降るほど 心に長くかかり、心に食い込んでゆくも深くなる。
* 不平をこぼす人間には、同情よりも軽蔑が與えられることが多い。
* 心が変われば態度が変わる、態度が変われば習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる。
*人は怠惰、逸楽、浪費、無節度、吝嗇などの習慣を養えるように勤勉、節度、寛容の習慣も養える。
*どんな人間的美徳も確かに習慣になってしまわぬ限り、身についたものにはならぬ。