正文

浜辺の歌

(2008-10-31 10:59:54) 下一個
浜辺の歌 倍賞千恵子




浜辺の歌(はまべのうた)

作詞:林   古渓(はやしこけい、1875-1947)
作曲:成田 為三(なりたためぞう、1893-1945)

1 明日(あした)浜辺(はまべ)を さまよえば
  昔(むかし)のことぞ しのばるる
  風(かぜ)の音(おと)よ 雲(くも)のさまよ
  寄(よ)する波(なみ)も 貝(かい)の色(いろ)も

2 ゆうべ浜辺(はまべ)を 回(もとお)れば
  昔(むかし)の人(ひと)ぞ しのばるる
  寄(よ)する波(なみ)よ 返(かえ)す波(なみ)よ
  月(つき)の色(いろ)も 星(ほし)のかげも

3 疾風(はやち)たちまち 波(なみ)を吹(ふ)き
  赤裳(あかも)のすそぞ ぬれひじし
  病(や)みし我(われ)は すでに癒(いえ)て
  浜辺(はまべ)の真砂(まさご)   愛児(まなご)いまは




中文歌詞:

《海濱之歌》

清晨我獨自一人,在這海邊彷徨,
心中不盡回想起,往日的時光
啊 看那陣陣輕風,吹蕩著白雲。
啊 波濤拍打海岸,那貝殼閃銀光。

黃昏我獨自一人,在這海邊徘徊,
故人難忘的身影,湧現在我心上。
啊 起伏的波濤,翻滾的浪花。
啊 輕淡的月色,冷落的星光

深夜我獨自一人,在這海邊遊蕩,
一陣海風卷起波浪,濕透了我衣裳。
啊 我這憂鬱的人,苦苦地思念。
啊 我心中的故人,如今你在何方。


Hamabe-no-Uta (The song of a beach)

If a walk is taken in the beach at dawn,
it will be reminded of an old things.
Sound of wind and scene of cloud,
scene of wave coming and color of shells.

If it stands still at the beach in the evening,
it will be reminded of the person who met at ancient times.
Wave brings near and returns.
Also color of the moon Also stellar shadow.

The quick wave came
and the skirt got wet immediately.
Sick I healed up completely,
it is reminded of a former student's face if the sand of a beach is seen.

1912年に林 古渓さんの書いた詞に、成田 為三さんが作曲し1919年に楽譜が出版されました。
「もとおる」の意味は「廻(メグ)る」とか「徘徊する」です。
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