轉篇文章---中國上海、競爭社會の若者達
(2007-02-03 11:53:37)
下一個
灼熱の上海で、ネクタイ姿で仕事をする人の人口は確実に上がってきている。少し前までは「この暑いのにネクタイをしている、きっと日本人だ」と言われていたけれど、最近ではそうとも言えない (特にこの夏、そう感じた)。上海は言わずと知れた中國を代表する都市のひとつで、平均給與は全國 一。つまり「上海で働くこと」は全國中國人の憧れの的なのである。上海生まれの上海育ちである上海人が上海で働くことは、多くの優遇もあり、そんなに難しくはないが、外地の人、つまり上海以外の都市から上海に出てきて働くことはかなり難しい。まず、一定以上の學歴が必要。若しくはそれに応じた経験。若い外地人に大した経験は求められないので、當然、全國の秀才たちが上海に集まる結果になる。
しかしながら、就職難の今、外地人が、特に、ホワイトカラー職を勝ち取ることは、かなり困難で、且つ就職した後も日本では信じられないような厳しいノルマが待っている。知り合いの銀行マンは「僕と同期入社した人は少なくとも 30 人以上居たが、2 ヵ月後の今、殘っているのは、僕ともう一人の 2 人だけだ。」と言っていた。その他の人は、ストレスとプレッシャーに耐えられず、辭めていったらしい。私は「プレッシャーって言ってもそんなに仕事しないでしょう ? 」などと失禮なことを思いつつ、「どうしてそんなに厳しいの ? 」と聞いてみた。すると「中國には人がたくさんいるんだ、僕たちの代わりになる人材なんて何人でもいるよ」と言う。詳しくは次のようだった。
試用期間は一般の會社では 3 ヶ月だけれど、彼の銀行は 6 ヶ月。その間のお給料は契約給料の 80 %。また、試用期間中のノルマは、月に 20 萬ドル(外資係の銀行なので米ドル ! )。(1 ドル= 115 円 2006 年 9 月現在)試用期間中にノルマが達成できなければ、即解雇。 …… 信じられない厳しさ。何の経験もコネクションもない新入社員に(研修は確かにあるけれど)月に 20 萬ドルって … 。でも、上海では當たり前。彼が言うように、代わりはいくらでもいる。競爭能力のない人材は必要ないのだ。
私は中國に來てからずっと、中國人は本當に勤勉だなと感心していた。うちの學生もさることながら、小さな食堂でウェイトレスをしている子が、仕事の合間に日本語の本を読み勉強している姿や、學校が休みの時(土日や長期休暇など)に、塾や語學學校に通う學生。以前地下鉄で「あなたは日本人ですね。私は今、日本語を勉強していますが、話す機會がほとんどありません。すみませんが、あなたが駅に著くまで、私と日本語で話してくれませんか ? 」と女の子に聲をかけられたこともある。すごい意欲だと (私が教師をしていることもあり) 本當に感心した。
これもすべて、この競爭社會で勝ち殘っていくための努力なんだと、今実感できると同時に「日本は大丈夫なのか ? 」と心配にもなる。前にも紹介したけれど、大學を出た中國人のほとんどは日常會話程度の英語を話すことができる。つまり既に 2 ヶ國語を習得している上に、別の語學を勉強したり、技術を身につけたりするわけで、今の日本のニートなんて言っていられない現実がある。親に仕送りをし、物価の高い上海で上海ドリームを葉えるためには、それは想像できないほどの努力を必要とするようだ。
私は外國人の特権で、ここでこうして働いているが、もし外國人でなければ、きっと今の上海で職はないだろうなと思う。現在上海に働きに來る日本人は年々増えているけれど、その條件はだんだん厳しくなってきている。なぜなら、ただ日本語が話せるだけなら中國人でいいから。
確かに日本の技術、仕事の効率や丁寧さ、サービス、企畫の発想などはまだまだ一般の中國人には真似できないことだと思うけれど、もしもこれで、これ等ソフトの能力麵において、13 億人の數を持って日本に追いついて來たなら、想像するだけで恐ろしい … 。がんばれ日本 !! と思うと同時に、中國語の勉強に熱が入る今日この頃です。