與夢中女神的奇遇 - 第三回
文章來源: 夜凝2022-02-02 15:19:21

不知不覺間,大半天已經過去,我快樂得忘記了時間。我也同樣能感覺到她眼中的快樂,也許我們都一樣是“偷得浮生半日閑”吧。太陽漸漸偏西,她的興致卻仍然頗濃。我多希望能多留住她哪怕是一分鍾啊。

我看時間不早了,就在電話亭給她的經紀公司打了個電話。很快,一輛黑色的豪華汽車就過來接她了。我依依不舍地看著她上了車,目送她漸漸遠去。

一個星期以後,我在橫濱大學的宿舍裏收到她寄來的一封短信。信中感謝我的熱心幫助和陪伴,並附上了一張她簽名的照片。我呆呆地看著這信紙和照片,心緒已經被帶回了那春天的櫻花樹下。

幾個月以後,我看到她在日本舉行NHK演唱會的海報。在電視裏,我看著那讓人魂牽夢繞的身影,當聽到那熟悉的歌曲ふるさとはどこですか時,不禁流下眼淚。

ふるさとはどこですかと
あなたはきいた
この町の生まれですよと
私は答えた
ああ、そしてあなたがいつの日か
あなたのふるさとへ
つれて行ってくれる日を
夢みたの
生まれたてのこの愛の
ゆくえを祈ったの
ふるさとはどこですかと
私はきいた
南の海の町と あなたは答えた
ああ、そして幼い日のことを
瞳をかがやかせ
歌うように夢のように
話したわ
ふたりして行かないかと
私にはきこえたの
ああ、だけど今では思い出ね
あなたはふるさとへ
ただひとりただひとり
帰るのね
ふるさとはそんなにも
あたたかいものなのね
 
故事講完了。