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「1月末に,新しい板を購入しました.
今シーズン話題の,Atomic D2 Vario Flex 72(172cm)です.
http://www.atomicsnow.com/doubledeck/#/en/Products/D2- Vario-Flex/(途中改行あり)
この手の「ギミック」板は,Salomonの初代パイロット12539;シス テムで痛い目を見ているはずなのですが,どうしても好奇心 が先に立ってしまいました.
スポーツ館で妙に安かったので(ネット上では軒並み11 萬円台後半なのに,何と9萬円ちょっと!),衝動買いしてし まった次第.
せっかく買ったので,インプレッションを….
いままでの黃色いHEADとはかなりタイプが異なるようで,正 直なところ,まだ少々戸惑っています.
いやね,すごく良い板なんですよ.全體が驚くほど素直にた わむくせに,「きゅっ」と踏み込むと「びゅんっ」という感 じでちゃんと返ってきます.カーヴィング12539;ショートをする と,驚くほど反応がいいです.
さらに,高速ロングターンでもまったくバタつかず,多少雪 麵が荒れていても,びったりコンタクトしている感じで,ど れほど飛ばしても恐くないのです.
ショートでもロングでも,「踏み込み方次第でフレックスが 変わる」という売り文句には間違いなく,あまりに新感覚な 板であるため,麵食らっているという狀態です.
板の形狀もあってか,スキーのトップ部分の雪麵への食いつ きは必ずしも良くありません.このため,膝を軽く內側に傾 けるだけでターンが始動する(黃色いHEADはそうだった), という感覚は弱いです.
黃色いHEADが,あまりにも「しゃもじ型」のシェープであり, そのため,自分の滑りが知らず知らずのうちに,トップ部分 の雪麵への食いつきだけでターン始動するタイプになってい たんだと反省しています.
この板の場合は,ヘッドの食いつきに頼るのではなくて,き ゅっと踏んで,ぎゅんとカーヴさせ,じわっと踏んで,びゅ ゅーーんとカーヴさせるのが良いようです.(こうした滑り の方が,本格的ですね…)
つまり,サイドカーブに頼ってカーヴィングするんじゃなく て,フレックスと板のたわみでカーヴィングするという感覚 なのです.
しかも,ずらそうと思うと簡単にズレてくれます.したがっ て「スキッド&カーヴ」係の(ゆるい)滑りも,無理なくで きるのです.
深雪での浮力はあまり感じませんが,アイスバーンやぶかぶ か雪の走破力はかなり高いようで,雪麵コンディションを選 ばない頼もしさがあります.
コブでの性能は,まだよく分かりません.コブの後半で,意 識的にテールを抱えてトップを落とし込むようなポジション を作りやすい,という印象はあります.
ただ,まだ慣れていないんだなぁ...馴染んできたら,き っともの淒くいいんだと思います.」
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